「家族」を学ぶことは、
「生きる」を学ぶこと。
今、まさに時代は
「かぞくリニューアル」の時。
改めてかぞくについて学び、
さらに充実した
人生の歩みを進めませんか?
あなたは家族について
学んできましたか?
あなたはこれまで、家族についてどこで学んできましたか?
こんなこと、あんなこと、もっと早く知っていれば、自分も家族もより自分らしい人生を生きられたのに。
そんな胸の痛みを抱えている方はきっとたくさんいらっしゃることと思います。
そして、かけがえのない「今」、家族の問題で悩んでいる方も大勢いらっしゃることと思います。
家族を学ぶ場が
日本にはありませんでした
教育制度が充実した日本。けれども、「家族」について子供たちが、そして一般の市民が学ぶ場所はほとんどないのが現状です。
そこで、私たちは「かぞくのがっこう」を創設することにしました。
「かぞく」とあえて平仮名にしたのは、「家」の「族」という伝統的なあり方ではなく、事実婚や同性同士のパートナーシップ、里親やステップファミリー、シェアハウスなどでの家族同然の暮らし方など、多様なかぞくについて考えたいと思っているからです。
「家族」を学ぶことは、
「生きる」を学ぶこと
誰しも、母親と父親の間に命を授かりました。家族について学ぶことは、“生きる”を学ぶことそのものです。
この「かぞくのがっこう」では、「家族(かぞく)」について体系的な学びと対話、相談の場を提供します。
一人でも多くの方と学びを分かち合い、あなたの大切に思うかぞくが最大の力を発揮し、「ケアが循環するかぞく」「ケアが循環する社会」を目指して共に歩んでいきましょう。
開校の目的
私たちが「かぞくのがっこう」を開校する目的は二つあります。
一つ目は、家族に関する基礎知識や、人生の様々な段階で望ましい家族関係を築く方法を学ぶことにより、受講生のwell-being(幸福感や満足度)を向上させることです。家族のあり方はライフステージによって変わりますが、その各段階で健全な関係を保つことが、個人の精神的な豊かさに直結すると考えられます。
二つ目の目的は、学んだ知識を受講生が周囲の人々や地域社会に伝えることを通じて、より広範囲での家族教育の普及に寄与する人材を育成することです。この活動により、地域社会全体の家族関係の質が向上し、より多くの人々が健康的な家族環境の中で生活できるようになることを目指します。
この二つの目的を達成することで、個人だけでなく、地域社会全体のwell-beingの向上を目指しています。
入校により得られること
家族関係支援をしてきた講師が長い年月をかけて学び構築してきたものを、あなたに凝縮してお伝えします!
入校により得られること
- 家族心理学・家族社会学・家族看護学の知見に基づいて「かぞく」を効率的、体系的に学べる
- 学びを実生活に活かすことで、よりhappyで満足度の高い人生が拓ける
- 身近な人により具体的なアドバイスができる
- 学びを得て、過去の家族に関するわだかまりからより自由になれる
- パートナーシップ・子育て・介護などをテーマにした独自の講座、市民講座等の講師を務めることができる
コース紹介
「かぞくのがっこう」では、家族について深く学び、理解を深めるための2つのコースを提供しています。
<基礎コース>では、家族に関する知識をさまざまな学問領域から横断的に、そして体系的かつ段階的に学んでいきます。このコースは、家族というテーマについての幅広い理解を深めたいと考えている人々に最適です。心理学、社会学、教育学など、多角的な視点から家族を考えることで、参加者は家族に関する包括的な知識を得ることができます。
<ファシリテーター養成コース>では、家族についての学びを他者に伝える力を養います。このコースは、基礎コースで得た知識を活かし、教育者、カウンセラー、コミュニティリーダーなど、他人への指導や支援の役割を担いたいと考えている人々に適しています。参加者は、効果的なコミュニケーションスキルや、知識を伝えるための指導法を学び、地域社会や職場、家庭内で家族に関する教育を行うためのファシリテーターとしての能力を身につけます。
これらのコースを通じて、「かぞくのがっこう」は、家族に関する深い理解を促し、その知識を広めることで、より良い社会の実現に貢献していきます。
※セミナーとの関係について
「かぞくのがっこう 基礎コース」は、最も基礎となる講座ですので当協会に関心を持たれた方全ての方にオススメです。
そのうえで、一般向けに普及をされたい方は「かぞくのがっこう ファシリテーターコース」を、支援者としてのスキルを高めたい方は「セミナー」の受講をオススメしています。
基礎コース内容
●達成目標 | 家族について、さまざまな学問領域を横断的に体系的・段階的に学ぶ |
●学習内容 | ◯基礎科目Ⅰ 「人権と人間関係」 ・人間関係リテラシーとは何か ・基本的人権としてのアサーション権 ・バウンダリーと自他尊重のためのコミュニケーション ・人間関係の成り立ち(人間関係見える化シート®) ◯基礎科目Ⅱ 「家族の法則」 ・社会の変化と家族の変容 ・システムとしての家族/家族のコミュニケーション ・家族の病理/世代間の境界・連鎖/勢力構造 ・ジェンダーと家族 ◯基礎科目Ⅲ 「家族の発達」 ・結婚とは何か?/パートナーシップの育て方 ・親になるということ/子育ての原則 ・中年期以降の夫婦関係/子どもの巣立ちと夫婦関係 ・人生100年時代、家族とどう付き合うか |
●学習時間 | 2時間x12回 |
●学習方法 | 「ZOOMを使用した対面オンライン」または「動画視聴」 ※対話を重視するためZOOM参加を推奨 |
●クラス内容補足 | ・2時間中1~2回の対話を実施 ・クラス終了後、感想をシェア(facebookグループ) ・(任意で)月1回のアウトプットの会を実施 |
●受講条件 | 受講をご希望の方 |
●修了条件 | 最終クラスから1ヶ月以内に修了レポートを提出 |
ファシリテーターコース内容
●達成目標 | 家族についての学びを他者に伝える力を養う |
●学習内容 | ●応用Ⅰ:家族支援の在り方を学ぶ パートナーシップの危機・離婚・ステップファミリー これからの子ども・子育て支援 介護者と家族の支援に何が必要か ●応用Ⅱ:ファシリテーターとしての基本的スキルを学ぶ 講師としての在り方 GR/対話について 話し方/伝え方 模擬授業 実習 |
●学習時間 | 2時間x8回 |
●学習方法 | ZOOMを使用した対面オンライン |
●受講条件 | 基礎コースを修了された方 |
●修了条件 | 最終クラスから1ヶ月以内に修了レポートを提出 |
●認定条件 | オリジナルの講義を作成、実演をいただき、認定判断を実施します。 |
●認定者に対する許諾 | ①「かぞくのがっこう」認定ファシリテーターという名称を使用して講座を開催したり、市民講座の講師を務めることができます。 【以下、会員期間のみ】 ②認定ファシリテーター取得後、当団体のZOOM背景を使用でき、またHPの「ファシリテーター一覧」にお名前を掲載させていただきます。 ③資料や講義内容のアップデートなど、フォローアップをさせていただきます。また、チューターとしてクラスに参加することができます。 |
スケジュール
2024年度のスケジュールは次のとおりです。
基礎コース
●日程 | ◯夜間コース(水曜日 と 土曜日 の並行開催): 2024年10月〜2025年3月(月2回、全6か月) ●水曜日クラス 20:00~22:00 10/9(入学式)、10/23、11/13、11/27、12/11、12/25、1/8、1/22、2/12、2/26、3/12、3/26 ●土曜日クラス 20:00~22:00 10/12、10/26、11/9、11/30(第5土曜日)、12/14、12/28、1/11、1/25、2/8、2/22、3/8、3/22 ◯昼間コース(曜日未定): 2024年10月〜12月(月4回、全3か月) |
●振替 | 夜間コース、昼間コースの振替OK |
●定員 | 曜日・時間帯ごとに、15名 |
●最少催行人数 | 曜日・時間帯ごとに、10名 |
ファシリテーターコース
●日程 | ◯夜間コース: 2024年3月〜6月(月2回、全4か月) ◯昼間コース: 2025年1月〜2月(月4回、全2か月) |
●定員 | 曜日・時間帯ごとに、15名 |
●最少催行人数 | 曜日・時間帯ごとに、10名 |
学費・入校条件
●学費 | ◯基礎コース: 66,000円 + オンラインサロン会費(NPO正会員)5,000円/月 ◯ファシリテーターコース: 55,000円 + オンラインサロン会費(NPO正会員)5,000円/月 ※認定資格を取得する方 検定料10,000円 |
●入校条件 | ①当NPO法人の正会員として入会していただける方 ②家族というセンンシティブな話題を扱う場ですので、守秘義務をお守りいただける方。「安心安全な場づくり」にご協力いただける方 |
修了生の声
60代女性・看護師
本田さん
前向きな気持になりました
実は、家族の問題で悩み事を抱えていたので受講しました。学んだ内容は、どれも深く考えさせられることばかり。皆さんとの対話でとても気持ちが楽になりました。最終的には、「これでいい」のだととても前向きな気持ちになり、あんなに悩んでいた家族の問題も、今はお互いによい距離感を保っています。人生を考えるうえで欠かせない、とても大切なことを学べた半年でした。ぜひ、周りの方々にも伝えたいと思います。
50代女性・看護師
山口さん
自分自身の家族に向き合うことになりました
最初は、患者さんやその家族とのかかわりに役立てようと受講していました。ところが、途中から、いかに自分自身が自分の家族の問題に向き合ってこなかったかを痛感する展開となりました。受講した今は、自分たち夫婦の関係を大切にしたいとお互いに話し合っており、夫婦の会話も増えました。受講してよかった・・。皆さんにも感謝しかありません。
40代女性・自営業
立川さん
実父母との関係を客観的に捉えられました
ずっと実父母との関係に悩んできました。長らく苦しい思いをしてきました。この「かぞくのがっこう®」で学び、なぜ自分がそれほどまでにつらかったのか、自分を客観的に見つめることができました。そして、自分の対人関係や考え方のクセを自覚することができました。一生ものの学びと、仲間を得ることができたのは、私にとってまさにプライスレスな価値でした。
30代女性・主婦
宮本さん
結婚したての方にも有効です
結婚したばかりです。結婚してみると、思い描いていた関係や生活とは異なり、ぶつかることも多くあります。これで子供が生まれてやっていけるのかと不安になることもありますが、夫婦関係の育て方やコミュニケーションの在り方など、本当に大切なことが学べました。いつも二人で学びをシェアしています。ありがとうございました。
40代女性・主婦
高橋さん
自分は自分のままでいいとわかりました
子育て真っ最中。今、一番私に必要で、探し求めていた学びでした。実家や夫、子供たちとの関係を改めて立ち止まり、見つめる時間となりました。知れば知るほど、「ああ、そういうことだったのか」と絡まりあった糸がほどけるような感覚を味わいました。目の前の霧が少しづつ晴れ、「自分は自分のままでやっていけばいいんだ」と実感できました。もっと学びを深めていきたいと思います。
50代女性・事務職
橋本さん
もっと若い頃に知っておけばよかった
正直、講義では少々胸が痛くなることもありました。「もっと早く、若い頃に知っていたかった」と思うことも。それでも皆さんとの対話のなかで、「人生の大切なエッセンスを今、知ることができた」喜びに次第に変わっていきました。若い人が、いやもっと早く子供時代から人間関係や家族について学んでいれば、どんなに生きるのが楽になるかと思います。すべての人に伝えたい学びです。
50代女性・看護師
伊藤さん
日本の家族が急激に変化していることを気づきました
これほど日本の家族が急激に大きく変化しているとは・・。実感もないままに過ごしていました。経済や雇用の変化と家族の変化が連動することを学び、ハッとしました。またジェンダーについてもこの「かぞくのがっこう®」で改めて深く考えさせられました。社会の変化という視点から家族をみることがほとんどなかっただけに、大切な学びとなりました。
40代女性・団体職員
片岡さん
コミュニケーションスキル以前に人権が大事だと気づきました
一番印象に残っているのは、「人間関係リテラシー」についての学びです。人権からひも解き、バウンダリーのお話、そしてアサーションとコミュニケーション。今までコミュニケーションの研修には何度か参加してきましたが、なかなか身につかずにいましたが、人権からひも解いたことで、その意味がよく理解できました。「人間関係見える化シート」は本当に画期的なシートだと思うので、これから日常的に使えるよう学んでいきたいと思います。