
理事長挨拶
皆さま、こんにちは。
このたび、NPO 法人日本家族関係・人間関係サポート協会の理事長を拝命しました渡辺裕子(わたなべひろこ)と申します。
私は、9年間の保健師活動から社会人生活をスタートさせました。その後、大学教員として5年間勤務したのち起業し、1997 年に家族看護研究所を立ち上げました。
その後、2002 年に家族ケア研究所と名称を変更し、家族看護の教育や相談活動に携わってまいりました。
2012 年に活動を一時休止し、自然豊かな淡路島に移住。これにより、地域の方々と交流する機会も増え、活動を休止したことで外から医療や看護の世界をながめる体験を得ることができました。
そこで感じたことは、情熱をかけて取り組んできた「家族看護」は、一般の方々にはほとんど知られていない存在であること。
そして、一般の方々のなかにこそ「家族」や「人間関係」で悩んでいる方が多数いらっしゃるということです。
また、これまで仲間とともに開発してきた渡辺式家族アセスメント/支援モデル(人間関係見える化シート)が、あらゆる人間関係の悩みの解決に有効ではないかという確かな感触をもつに至りました。
そんな折に、2019 年に「渡辺式」家族看護研究会が発足し、研究会の下部組織として「ケアする人をケアする会」の活動がスタートしました。
看護領域における家族看護の発展に寄与しつつ、一般市民に家族看護のエッセンスを伝え、広げることに注力してまいりました。
おかげさまで、多くの方々の賛同を得て、このたび NPO 法人日本家族関係・人間関係サポート協会の設立に至ることができました。
当協会のビジョンは、「ケアが循環する社会の実現」です。
人々の「悩みの 9 割は人間関係によるもの」ともいわれる現代において、家族内や職場、学校等における人間関係の悩みは、深刻かつ複雑になっています。
当協会では、引き続き、看護領域における家族看護、特に渡辺式家族アセスメント/支援モデルの普及に尽力しつつ、一般の方々の家族関係リテラシーおよび人間関係リテラシーを高め、自分も他者も尊重する関係性が構築されていくよう各事業を展開してまいります。
当 協会が多くの方々に届き、家庭内でも職場等でもケアの循環が生まれますよう、
皆さまのご理解、ご支援を心よりお願い申し上げます。
2022年6月
NPO 法人日本家族関係・人間関係サポート協会
理事長 渡辺裕子
団体概要
●団体名 | NPO法人日本家族関係・人間関係サポート協会 |
●所在地 | 兵庫県南あわじ市阿那賀1603-417 |
●創業 | 2021年6月 |
●設立 | 2022年6月 |
●役員 | 理事長 渡辺裕子 副理事長 茶谷妙子 理事 株﨑雅子、富岡里江、松村直人、川上千春、佐藤典子、峯尾志穂、西村由利子 監事 山崎洋子 |
●事業 | (1)相談事業 (2)紛争解決事業 (3)支援者育成事業 (4)交流事業 (5)教育・普及啓蒙事業 (6)調査研究事業 |
●連絡先 | info(at)famirela.com ※メール送信時には(at)を@に置換してお送りください。 |
●登録商標 | かぞくのがっこう (登録番号:6729626号) 人間関係見える化シート (登録番号:6618595号) |