【開催報告】「渡辺式」事例検討会・第3回

第3回を6/15に開催しました

今回のテーマは、「治療を拒否したまま親子で過ごす療養者への支援」。精神疾患・在宅・8050の事例でした。

母親の介護保険申請時に、発覚したAさんの存在。Aさんは、母親の死後、未治療で妄想の世界にいながら、体調を崩している父親の介護を自分なりに行っていっています。家族以外の他者との関りを経験することなく30年以上の時を過ごしてきたAさんと父親。外から見て良いとは言えない療養環境、生活状況の中で、何とか公的サービスに繋げたいと思う支援者。介入を拒まれている今現在、何が起こっていたのかを参加者と分析しました。

「父親の介護が行えているAさんのストレングスに注目した関りを行う」「今は繋がりを保つの時、いざという時に動けるよう関係者で共有しておく」など具体的な支援の方策が挙がりました。

今回の参加者は、サロン外の方5名を含む13名。短時間バージョンでの中、集中して、何とか支援の方策まで導くことが出来ました。渡辺式を初めての方も積極的に声を出してくださり、質問や意見、気づきが新鮮で、とても学びの深い90分でした。

次回は、7月13日(土)9時~10時30分。テーマは「上司の意向を無視し退職をにおわせつつ働く中間管理職」です。職場・退職以降の対応などご興味のある方は、是非ご参加ください。

お申し込みはこちらから
https://famirela2024.peatix.com/

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